黒錆オリジナルソング03

「別れ間際の君に」

作詞・作曲 よしたけ

1.
君のその肩を 今 何度抱いても
物足りないよ 微熱消えそうでさ
だから離したくなくて
僕は帰れないんだよ

ねぇ もしも僕が今 ”ふっ”と消えたら
ひとりぼっちの君はどうすんだろ?
答えすごく聞きたくて
耳元また抱き寄せた

もっとそばにおいで 指の先爪まで
情けないくらいに君が好きなんだよ
いつも笑っていて 怒った顔もまた
涙を流すときは僕の頬をつたって泣いて
隙間も無いほど君を包み込んだら

止まった風に乗って
夜の中に溶けていってみたいな
そして いつか僕も 君に包まれて
かすめていく
慌ただしい人並みも
万華鏡の街も
今は二人を 探し出せはしないのさ。

2.
そうさ 記憶なんてうる覚えの夢
知らず知らずに忘れちゃいそうでさ
だけど無くしたくなくて
いつの君も大切で

門限ぎりぎりの時刻表の脇に
書き足してみたいな二人だけの神話を
君が差し出す手を しっかり離さずに
今すぐ飛び乗って走り出したその奇跡を信じて
あの時 あれから きっと始まっていたね

会いたい その瞬間が
二人の距離少しずつ縮めてた
いつの間にか僕は 君に包まれて
もう少し
一ミリの感触でも
わずかな香りだけでも
離れないまま 繋がっていたいんだよ。

(間奏)

もっとそばにおいで 指の先爪まで
情けないくらいに君が好きなんだよ
いつも笑っていて 怒った顔もまた
涙を流すときは僕の頬をつたって泣いて
君の唇に僕がたどりついたら

止まった風に乗って
夜の中に溶けていってみたいな
そして いつか僕も 君に包まれて
かすめていく
慌ただしい人並みも
万華鏡の街も
今は二人を 探し出せはしないのさ


君のその肩を 今 何度抱いても
物足りないよ 微熱消えそうでさ
だから離れたくなくて
二人帰れないんだよ。